【サッカー観戦の楽しみ方】No.32 コーナーキックからたまたまゴールは生まれない

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3月末から4月にかけて、待ちに待った日本代表戦が開催されています。

実に1年以上ぶりの国際マッチということで、A代表とU24代表ともにどんなメンバーが選出されるか楽しみでした。

 

コロナの影響等で海外組から召集されない選手もいて少し残念ですが、国内組から初召集されているメンバーもいました。

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U24日本代表はU24アルゼンチン代表と3/26、3/29の中2日で2連戦。

1勝1敗という結果でした。

 

南米王者で東京オリンピック優勝候補と対等以上に渡り合っていたと思います。

攻撃陣はタレント揃い。

三苫選手、久保選手、三好選手。

相手はどこから攻められても脅威ですね。

 

U24アルゼンチン戦の2戦目は3-0で勝利しました。

そのうち2得点はコーナーキックからDF板倉選手のヘディングでのゴールでした。

 

拮抗した試合ほどコーナーキックフリーキックなどのセットプレーが重要になってきます。

 

今回はコーナーキックについて触れていきたいと思います。

 

☆今週のピックアッププレー☆

【U24日本代表 vs U24アルゼンチン代表】

久保選手のコーナーキックから板倉選手のヘディングによる2得点

 

板倉選手のゴールは2得点とも久保選手のコーナーキックからでした。

どちらも左サイドからのコーナーキック

それを久保選手が左足で蹴っていました。

 

左サイドのコーナーから左足でゴールに向かってボールを蹴ると、左回転がかかるのでボールはゴールから逃げていく軌道になります。

 

シュートを打つ選手はゴールに身体が向いているので、ボールが自分の方に向かってくる感覚です。

 

タイミングを合わせることができれば、ボールの勢いを生かして力強いシュートを打つことができます。

 

勢いをつけて振りかぶる必要がないので、コントロールを重視した正確なシュートになる可能性が高くなります。

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逆に、左サイドのコーナーから右足で蹴られたボールは右回転でゴールに向かっていく軌道になります。

 

勢いのあるボールがゴールに向かっているので、攻撃する選手が少しでもボールに触れて軌道を変えることができればゴールにつながります。

 

選手たちは、キッカーやシュートを打つ選手、相手DFなどを考慮して、どういったコーナーキックにするのがベストかを考えていきます。

 

今回の試合では、日本代表の作戦がピタリとかみ合い、すばらしい2得点が生まれました。

東京オリンピック本戦にも期待です。