糖質制限はダイエットに効果があるのか?
今回は、太りにくい体質に変えて痩せるためのヒントをお届けします。
最後に太りにくいおススメの食品も紹介します。
医学的根拠に基づいてまとめられた『医者が教える食事術~最強の教科書~』(牧田善二著)を参考に紹介します。
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そもそもなぜ太るのか。
「カロリーの摂りすぎが肥満につながる」
「クリームたっぷりのスイーツを食べると二の腕がプルプルしてくる」
などよく耳にしますよね。
実際のところ、肥満の原因はこれらのような脂質ではなく、糖質なんです!
では、どうして糖質なのでしょうか。
そのメカニズムを見ていきましょう。
まずはじめに知っておくべきことは、食べたものは消化されて、別の成分として体内に吸収されるということです。
つまり、脂肪分を摂ったからといって脂肪としては吸収されないということですね。
では、何を食べたら脂肪として吸収されるのでしょうか。そう。それが、糖質なんです。
揚げ物やスイーツを食べるぎると太りやすいというイメージがありますよね。
しかし、揚げ物はカロリーが高いから、スイーツはクリームがたくさん入っているからではありません。
揚げ物の衣だったり、スイーツの甘さが原因です。
糖質には大きく3種類があります。
多糖類、二糖類、単糖類です。一例ですが、具体的にはこのような食品があります。
多糖類:ごはん、パン、パスタ、イモ類
二糖類:砂糖
単糖類:ブドウ糖、果糖
二糖類はブドウ糖や果糖が2つ連なったもの、多糖類はさらにたくさん連なったものです。
私たちが食べた糖質はすべて、消化酵素によって単糖類であるブドウ糖や果糖に分解されます。そして、ブドウ糖として血液中に放出されます。
血液中のブドウ糖が多くなる、つまり血糖値が高くなると、すい臓からインスリンが分泌されて、血糖値を下げようとお仕事を開始します。
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ちなみに、、、
血糖値が高くなると、幸せな気分になります。一方で、血糖値が下がりすぎるとイライラしたり身体がダルくなります。
血糖値の上昇が早いとそのあとの下降も早く大きくなるので、気分が落ち込みやすくなります。
血糖値は、緩やかに上げ下げすることが大事だということですね。
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インスリンはどのようなお仕事をするかというと、ブドウ糖をグリコーゲンという成分に変えて、肝臓や筋肉の細胞に取り込みます。
ここで問題が起こります。
グリコーゲンとして取り込める量が限界に達すると、インスリンはブドウ糖を中性脂肪に変換して脂肪細胞に取り込みはじめます。
これこそが、肥満の原因です。
ここまでを整理してみますね。
- 糖質が体内に入るとブドウ糖に分解されて、血液中に放出される。
- ブドウ糖によって血糖値が高くなるので血糖値を下げるためにインスリンが分泌される。
- インスリンはブドウ糖をグリコーゲンという成分に変換して体内に吸収する。
- グリコーゲンとして取り込まれる量が限界に達すると、ブドウ糖は中性脂肪として体内に蓄積していく。
ということは、糖質の摂る量を減らせばいいということですねw
それでは、ここからは糖質のひとつである砂糖に注目してみます。
砂糖も二糖類に分類されているれっきとした糖類です。
甘い食べ物のほとんどのものに含まれていますよね。
太りにくい身体を手に入れるには、砂糖の摂取量を減らしていくことが重要です。
それでは、甘味料として何を選択すればいいのでしょうか。
ここで、紹介したいのが、「キシリトール」と「エリスリトール」です。
えっ!?キシリトール??
ガムに入っているスースーして虫歯になりにくいあれ??
と思った方も多いかもしれません。
そうです!それなんです。
実は、キシリトールは甘みを持っている甘味料なんですね。
しかも、キシリトールとエリスリトールは、血糖値やインスリンにそれほど影響しないんです。
ん??というと???
つまり、しっかりと甘みを感じることができるのに、中性脂肪として脂肪細胞に取り込まれることがないんです。
砂糖の代役になるということですねw
しかし、キシリトールとエリスリトールには弱点があります。
それは、摂りすぎるとおなかを下してしまうということです。1日に大さじ1杯程度を目安にするようにしましょう。
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最後に。。。
今回は、糖質について取り上げてみました。
糖質をすべてカットするということは現実的ではありませんし、活動や睡眠に悪影響を及ぼしかねません。
少し意識して、糖質の一部をキシリトールやエリスリトールに変えてみることで、太りにくく痩せやすい身体を手に入れましょう。