世界を救う!・・・かもしれない昆虫食
あと1ヶ月もすれば、虫の日(6月4日)ですねw
思い返してみると、コオロギ、イモムシ、タガメ。。。
いろいろな昆虫を試食してきました。
昆虫を食べてきた感想ですが・・・
食べれなくはないといったところです。
よく、エビやカニのような味がするといいますが、まさにその通りです。逆に言うと、甲殻類が好きな人は昆虫も食べれるということでしょうか。
ということで、少し昆虫食について調べてみました。
今、世界の人口は急激に増え続けています。
2013年に国際連合食糧農業機関(FAO)の報告によると、2030年には世界人口が90億人を突破するとみられているそうです。
それだけの人の食糧をまかなうことができるのか?という問題提起から、昆虫食が注目され始めたのですね。
意外にも昆虫類を食べている民族って多いんですね。FAOによると、世界の全人口75億人の1/4以上を占める約20億人が1900種類以上の昆虫を食べているようです。
昆虫食が広がることによるメリットも多いようですね。
少ない餌でよく育つ。
飼料要求率(生体を1kg増やすのに必要な餌の量)は、一般的な肉では8kg程度といわれているそうです。
一方で、たとえばカイコの幼虫は、飼料要求率が4kg程度。さらにコオロギでは2kg程度だそうです。
昆虫食でコオロギの商品が多いのも納得ですね。
狭いところでたくさん生産できる。
1m2あたりにどれだけ収穫できるかを比較してみる。たとえば、カイコの幼虫の場合は200kg程度、ブロイラーの場合は100kg程度を収穫できる。
そのほかにも。
牛、豚、鳥などの家畜に比べて呼吸による二酸化炭素の排出も昆虫だと圧倒的に少ない。
省エネが叫ばれている現代に昆虫の生産はフィットしていますね。
栄養素も豊富に含んでいるようです。
たんぱく質はもちろんですが、必須アミノ酸、鉄分、ミネラル、ビタミンなど。
これだけ入っていると、逆に疑ってしまいますねw
昆虫は数千年にわたり人類が食べてきた食糧です。
現代人の身体は、数千年の長い年月をかけて生体システムを構築してきたと言えますね。そう考えると、そもそも昆虫食は身体にいいと考えることができるかもしれません。
ここ数十年で食生活が急激に変化した現代人が、アレルギーや慢性的な病にかかるのも納得できるところです。
何を食べるかって軽視しがちですけど、やっぱり大事ですね。
最後に。。。
今のご時勢、家にいることが多く、食生活が偏りがちになる方も多いかと思います。
いちばん身近な食事から見直してみるのはいかがでしょうか。
その第一歩に昆虫食。
オンライン飲み会で話題になること間違いなしですw