【ゴールキーパー編】友達にちょっと自慢できるサッカー観戦の楽しみ方
いよいよJリーグが始まります。
無観客試合なので、おうちで観戦という方も多いかと思います。
そこで、今回はサッカー観戦の楽しみ方を紹介したいと思います。
まずは、ポジション別に『ゴールキーパー』から紹介していきます。
ゴールキーパー
サッカーは11対11で戦うスポーツですが、手を使うことができる唯一のポジションがゴールキーパーです。
フィールドの一番後ろから敵味方すべての選手を見ることができます。
フィールドの選手は1試合に2分程度しかボールに触れませんが、
ゴールキーパーがボールに触る時間はもっと少ないでしょう。
ゴールキーパーの重要な仕事はもちろんシュートブロックです。
相手に得点を取られないように、ゴール前で相手のシュートをブロックします。
ここでは、「反射神経」や「シュートコースの読み」が大事なスキルになります。
このあたりのスキルは練習や経験によって培われるというよりも、
身体能力やセンスによる部分が多いように思います。
ゴールキーパーで最も重要なスキル
では、評価が高いゴールキーパー何に秀でているのでしょうか。
それはずばり、『コーチング力』です。
キーパーはボールを触っている時間が極端に短いです。
ボールへのかかわりという点では、仕事をしている時間がほとんどありません。
しかし、試合に勝つために仕事をする必要があります。
そこで、何をするかというと「コーチング」です。
キーパーは唯一試合をすべて見渡せるポジションです。
その利点を活かして、味方に声をかけて指示を出したり、鼓舞したりします。
味方の陣形が崩れている場合は、ポジショニングを修正するように声をかけます。
味方がいいプレーをしたら、プレーを褒めてプレーヤーのモチベーションを上げます。
味方が簡単にボールを取られたり、シュートを打たれたりしたら、
大きな声を出して、そのプレーを修正するように指示を出します。
漫画『ファンタジスタ』では、
『自分の手を汚さないキーパーが本物のキーパーだ』とまで言っています。
この言葉の通り、
自分の手は汚さないで、味方に指示を出して相手にシュートを打たせないようにできるゴールキーパーが一流だといえるかもしれません。
もちろん、きわどいシュートをきれいにキャッチするのもキーパーの見せ場です。
表立ったプレーを楽しみながら、裏でどんなコーチングをしているのかに注目すると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。
最後に。。。
サッカーはゴールシーンが華々しく見ごたえがありますが、
その裏では各ポジションの職人がいい仕事をしています。
これから数回に分けて、各ポジションの見所を紹介していきます。
サッカーの見方がわからない方や、観戦をより楽しみたい方は参考にしてみてください。