【センターバック編】友達にちょっと自慢できるサッカー観戦の楽しみ方
いよいよサッカーJ1リーグが再開します。
再開後は、選手の長距離移動を避けるために本拠地が近いチーム同士の試合が組まれているようです。
白熱した試合が多くなりそうですね。
前回に引き続きサッカー観戦の楽しみ方を紹介したいと思います。
サッカー用語も解説しながら説明していきますので、
サッカーを知らないという初心者の方にも軽い気持ちで読んでいただけるとうれしいです。
今回は『センターバック』を取り上げます。
センターバック
センターバックは真ん中の後ろと訳されるようにディフェンスの真ん中のポジションです。
ディフェンスは3人か4人で構成することが多いですが、3人のときは真ん中、4人のときは真ん中の2人をセンターバックと呼びます。
少し前までは、ストッパーやスイーパーなどと呼ばれていたこともあります。
センターバックはゴールキーパー以外で一番ゴールに近いポジションです。
相手の攻撃を一番最後に待ち構える守りの砦です。
一瞬のミスも命取り。正確なプレーが求められます。
相手のシュートをブロックしたり、パスをカットしたり、ドリブルを止めたりしなければなりません。
なので、シュートコースやパスコースを読む力が必要です。
ドリブルを止めるには、敵の動きを読むという駆け引きがあります。
そのほかに、「フィジカル」と言われる相手とボールを取り合ったり、ぶつかりあったりしたときに負けない体の強さが必要です。
一般的にセンターバックは身長が高い選手が多いです。
理由は、ヘディングに強い選手を採用しているからです。
センターバックは相手のゴールキックやロングボールをはじき返さないといけません。
相手のフォワードにヘディングで負けているようでは失点の確率が高くなってしまいます。
正確なキックも重要なスキルです。
攻撃はディフェンスでボールを奪った瞬間からがスタートです。
つまり、センターバックもボールを奪った瞬間からはフォワードの一員になります。
ボールを奪った瞬間は、相手もすぐにディフェンスの体制を整えることができません。
その瞬間に、正確無比なロングパスを見方に送ることができれば、たちまちビックチャンスにすることができます。
センターバックで最も重要なスキル
それはズバリ『ポジショニング』です。
刻々と戦況が変化するなかで、どこにポジションを取るかということがとても重要です。
対峙する相手選手にパスが入りそうだったら、相手選手との距離をつめないといけないです。
そうすることでパスカット、つまり「インターセプト」することができます。
逆に、相手がディフェンスの裏のスペースにパスを出してきそうなときは、対峙する選手と距離が近すぎると簡単に裏に走られてパスを通されてピンチを招きます。
相手は前向き、こちらは後ろ向きなので、よーいドンで走ったら相手の方に分がありますよね。
ボールが近くにないときもいいポジションをとることが重要です。
フィールド選手の一番後ろで常にバランスを取ることで、相手のロングパスやカウンター攻撃にも対応することができます。
最後に。。。
センターバックをはじめとしたディフェンスはなかなか華々しいプレーシーンがありませんが、裏ではしっかり仕事をしています。
テレビではボールがあるシーンしか映されませんが、
会場で観戦する機会があればボールがないシーンでもディフェンスの動きに注目すると変わった楽しみ方ができるかもしれません。