【解読】やりたいことを見つけて成功をつかむには。
数年前に参加したセミナーで大手自動車メーカーOBの講師が興味深いことを言っていたのを思い出しました。
モノを買うときはその欠点を聞け。
そしてその人がそのモノの欠点を説明できたら買え。
これは興味深い洞察です。
世の中にあるモノで完璧なモノはない。
何かしら欠点が必ずある。
ということですね。
起業家やインフルエンサーはよくこんなことを言っています。
やったもの勝ち。
この言葉の裏には、
勢いよくスタートを切って、そのあとにやりながら改善していけばいい。
というメッセージがあるように思います。
この2つの例には共通点があります。
初めから完璧など求める必要はないと言うことです。
何かを始めるときは、最低限の基礎知識は必要だと思いますが、それを身につけたらあとはやってみる。
デザイン思考でいうプロトタイピングですね。
やりながら顧客のニーズをフィードバックしてもらって改善する。
このプロセスを繰り返すことで、モノの価値を上げていくことができます。
「とりあえずやってみる」ときも、ただ闇雲にスタートを切るのはよろしくないかも知れません。
人の真似をしてみる。
完全にパクると何も収穫がなくなるので、自分なりのオリジナリティを少し混ぜれるといいですね。
フィードバックをどう活かすかも重要です。
ここで如何にコンペチタと差別化されたアイデアを提案できるか。
そのためには、リベラルアーツが必要になると思います。
リベラルアーツは広い意味で教養と訳されますが、
東工大リベラルアーツセンターで使われている「人間としての根っこを太くする」
という表現が気に入っています。
その人の思考というのは、それまでに培ったリベラルアーツで形成されていると思います。
そのリベラルアーツを組み合わせてアイデアを生み出すイメージでしょうか。
リベラルアーツを豊かにするにはこのようなことが大事ではないでしょうか。
- 自分の足で情報を取りに行く。
- 興味を持ったことを深掘りする。
- 食わず嫌いせずに知らない世界に飛び込む。
つまり、
何事にも楽しさを見つけて、自ら楽しむ。
人生楽しんだもの勝ち。
まさにその通りです。