【サッカー観戦が楽しくなる注目ポイント】ミドルシュートに隠された狙い

 

ゴールの形はさまざまです。

ヘディング、ボレーシュート、ロングシュート、ダイレクトシュート、、、

 

そんな中でも今回はミドルシュートに注目していきたいと思います。

>>サッカー観戦は【スカパー!】で

 

f:id:tasim:20200829184405p:plain

ミドルシュート

ミドルシュートに明確な基準はないように思いますが、感覚としてはペナルティエリアの外くらいからのシュートだと思います。

 

ゴールにつながれば華々しいので、よく試合のハイライトとしてスポーツ番組で取り上げられています。

 

まっすぐ直線的なズドーンとしたシュートや、カーブをかけてコースを狙いすましたシュート、ボールの軌道が読みづらい無回転シュートなど、球種もさまざまです。

 

一般的に点取り屋はフォワードですが、ミドルシュートからの得点はミッドフィルダーディフェンダーが多いのも特徴です。

>>まずはユニホームを着て応援しよう!

 

ミドルシュートに隠された狙い

f:id:tasim:20200829184647p:plain

ミドルシュートはもちろん得点するために打っていくものです。

ゴールから少し離れた位置から得点を狙っていきます。

 

当たり前ですが、得点につながる確率はゴールから近い位置からのシュートの方が高く遠くなるほど低くなります。

つまり、ミドルシュートが得点につながる確率は比較的低いといえます。

しかし、確率が低いといっても何十本に1本かはゴールにつながります。

 

では、すべてのミドルシュートがゴールを狙って打たれているのでしょうか。

違います。

あわやくばゴールにつながればという狙いでミドルシュートを打つ場合があります。

まさに見せかけのシュートですね。

 

では、どういった場面でしょうか。

それは、ゴール前で相手ディフェンスがガチガチに守りを固めているときです。

 

ゴール前に相手ディフェンスが多いと、点取り屋である味方フォワードになかなかパスを通すことができず、得点の機会を失ってしまいます。

 

そういった場面でミドルシュートを狙うと何が起こるのでしょうか。

 

失点の確率が低いミドルシュートとはいえ、相手ディフェンスはシュートを打たれたくはありません。ひょっとすると失点につながっていまいます。

なので、ゴール前に張り付いている相手ディフェンスはミドルシュートを打たれないようにボールを持った選手にプレッシャーをかけてきます。

 

すると、ゴール前にいる相手ディフェンスの数が減ります。

 

つまり、ミドルシュートを狙うことで相手ディフェンスをおびき寄せ、相手ゴール前の守りを手薄にさせることができます。

 

そうすることで、味方フォワードへのパスも通りやすくなり攻撃のバリエーションがグンっと広がります。

 

ミドルシュートには、ゴールを狙うこと以外にもこういった意味が隠されているのです。

 

最後に。。。

ミドルシュート1本裏にも駆け引きがあります。

1本目のミドルシュートの時にはプレッシャーにいってなかったけど、2本目の時はプレッシャーにいってるなど、状況を比較できると試合観戦の面白さにつながると思います。

ぜひ注目してみてください。