【サッカー観戦の楽しみ方】攻撃のときディフェンダーは何してる?

 

日本代表の新10番の南野選手、久々のスタメン出場の久保選手、センターバックの定位置を獲得した富安選手。

 

日本代表は若返りに成功しているように思います。

森保監督が世代別の代表監督を兼任しているので、若くていい選手を発掘できているからかもしれません。

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テレビで試合観戦しているとカメラはボールを追うので、ボールに関係していない選手たちの動きって気になりますよね。

 

そこで今回は、ディフェンダーに注目してみます。

味方チームが攻めているときにディフェンダーは何をしているのか、

について解説していきたいと思います。

 

ディフェンダーの大事な仕事

ディフェンダーはテレビに映っていないとき、

つまり、味方が攻めているときにサボっているという訳ではありません。

 

しっかりと仕事をしています。

 

攻められている訳でもないし、ボールがある訳でもないのに何をしているのでしょうか。

 

実は「ディフェンスライン」を押し上げたり、下げたりしてラインを調整しています。

 

ディフェンスラインとは、横一列に並んだ各ディフェンダーをつないだラインのことを言います。

基本的にディフェンダーは3人もしくは4人がきれいに横一列に並ぶようにポジションを取っています。

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味方が攻めているときは、このディフェンスラインを押し上げます。

なぜラインを押し上げるのでしょうか?

 

それは、攻めている味方選手との距離をつめて「間延び」しないようにするためです。

常に間延びしないようにディフェンスラインをキープしているのです。

 

間延びしていないと攻撃している選手がボールを取られて攻守が入れ替わったときに、すぐに守備を開始することができます。

 

間延びしていない状態というのは、狭いエリアに敵味方選手が密集しています。

たとえボールを奪われても相手選手が近くにいるのでボールを奪い返すことができます。

相手ゴールの近くでボールを奪い返すことができれば、得点を奪うチャンスも広がります。

 

また、密集していると相手はパスも出しづらいので、自陣までポーンとボールを蹴られるリスクを避けることもできます。

 

たとえ、ロングボールを蹴られたとしてもディフェンスラインが高い位置でしっかりとキープされていればオフサイドを取ることもできます。

 

攻撃のシーンではありませんが、ゴールキックのシーンなどでカメラが引いたアングルに注目してみてください。

コート全体が観えるので選手の位置を確認することができます。

 

ゴールキーパーを除いた20人が狭い範囲にギュッと密集しているのが分かると思います。

 

最後に。。。

テレビで観戦しているとどうしてもボール中心で放送されるので、画面に映っていない選手の動きを観ることができません。

しかし、そこでの動きに注目すると新しい発見が多いです。

是非、試合会場に足を運んだときは、ボールがないところでの選手の動きにも注目してみてください。