【サッカー観戦の楽しみ方】プレーに余裕がある選手の共通点
コロナ禍の影響で活動が滞っていた日本代表ですが、本日カメルーン戦、23日コートジボワール戦とようやく親善試合が観られそうです。
メンバーが大きく入れ替わり、若返りを図っている日本代表がどのような試合をするのかとても楽しみです。
今回はプレーに余裕がある選手の共通点について解説していこうと思います。
いい準備
いいプレーをするにはボールをもらう前のいい準備が必要です。
パスをもらう前に首を振って敵や味方の位置を把握して次のプレーをイメージする。
次のプレーがしやすい位置を探してポジションをとる。
ボールをもらう前の準備でボールを受けてからのプレーに差が生まれます。
上手い選手は、いい準備を当たり前のように意識しています。
しかし、さらに上手い選手はいい準備以上に意識しているプレーがあります。
トラップですべてが決まる
余裕を持ってプレーしている選手が最も意識しているプレーは『トラップ』です。
『ファーストタッチ』と表現する場合もあります。
パスをもらって最初にボールに触れることを言います。
トラップしだいで、ボールを受ける前にイメージしたプレーができるかできないかが決まります。
自分が受けるパスの質もさまざまです。
ゴロのパスもあれば、浮き球のパスもあります。
速いパスもあれば、ゆっくりなパスもあります。
どのようなパスがきても、自分の思ったところにトラップして次のプレーにつなげる。
トラップは簡単そうに見えて、すごく難しいプレーです。
どこにトラップすればいいかも状況によって違ってきます。
敵味方が密集しているエリアでは、自分に近い位置にピタッとボールを止めなければいけません。
自分の前に大きなスペースがあれば、大きなトラップでグンッと前に出るのがいいでしょう。
トラップがうまくいかなかったら、次のプレーへの流れが悪くなり、敵に守る時間を与えてしまいます。
得点のチャンスが減ってしまうでしょう。
最後に。。。
特に、トラップによって差が生まれるのが、敵味方がゴチャゴチャしている中盤やゴール前です。
少しのミスでゴールを奪われてしまいます。
華やかなプレーではないですが、是非トラップに注目してみてください。どの選手もトラップに集中しているのがわかると思います。