【サッカー観戦の楽しみ方】No.20 ゴールを決めるための秘訣
Jリーグの最終節も終わり、川崎フロンターレの優勝で幕を閉じました。
今節はまさに川崎の独壇場でした。
得点王は柏レイソルのオルンガ選手が獲得しました。
圧倒的なパワーとアフリカ特有の手足の長さを活かしたプレーが目立っていたように思います。
オルンガ選手はさまざまなシュートを決めていますが、ゴールを量産できる選手には特に意識していることがあります。
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今回は、シュートするときに選手が意識していることについて説明していきたいと思います。
ゴールにパスする
選手がシュートするときは強いシュートを打つことよりも「ゴールにパスする」意識を強く持っていることが多いです。
シュートを打つ前にゴールを見て、キーパーの守備範囲外のコースにパスをするイメージです。
どんなに優秀なゴールキーパーでも防ぐことができないコースが存在します。そのコースに丁寧にボールを送ることでゴールが生まれるのです。
フリーキック(FK)やペナルティーキック(PK)のキッカーをみるとシュートはゴールへのパスなんだということが分かりやすいと思います。
FKやPKのキッカーはミッドフィルダー(MF)のことが多いです。
日本で有名なキッカーである中村俊輔選手や遠藤保仁選手はMFです。
MFはフォワード(FW)にパスを送るのが仕事ですから、パスの精度はピカイチです。
正確なパスでゴールにボールを流し込むことが上手い、MFがキッカーになることが多いのはこの理由からです。
遠藤保仁選手のPKは面白いですね。
「コロコロPK」といわれていたように、ゆっくりとしたゴロのボールをインサイドパスでゴールにいれるという、まさに「ゴールへのパス」を体現しています。
最後に。。。
今回はシュートを入れるための秘訣について説明しました。
Jリーグは終了しましたが、欧州リーグはまだまだ観れます。
是非シュートに注目してみてください。